【22.2.8～22.2.13】うしお　個展「手洗いチャンプルー？？」

　ホテル アンテルーム 那覇のギャラリースペース「Gallery 9.5 NAHA」にて、県在住の現代美術作家うしおによる個展「手洗いチャンプルー？？」を開催します。

　県内在住者から手のモデルを募集し撮影した映像作品《手洗いチャンプルー？？》は、一見すると感染症防止対策の啓蒙動画のようですが、注意深く見ると「左右別々の人物による手洗い」だと気が付きます。
　うしおは沖縄で船や人々の移動の歴史をリサーチしながら、地理的・歴史的な要因により様々な境界を抱え沖縄に生きる人々に注目してきました。《手洗いチャンプルー？？》は2020年春のパンデミックの際に着想を得、その後沖縄県の文化や歴史にインスピレーションを受けながら完成に至った、シンプルながらも複雑な思考を誘う作品です。
　懐疑的に付された「チャンプルー」の言葉に隠された様々な側面や、言語化困難な違和感に思いを巡らせつつ、石鹸を使ったドローイングやアーカイブ形式の作品もお楽しみください。

個展「手洗いチャンプルー？？」 概要
開催期間：2022年2月8日（火）～2022年2月13日（日）
時間：9:00～21:00
場所：ホテル アンテルーム 那覇　Gallery 9.5 NAHA　
入場無料
駐車場：50台　無料（先着順。空きがない場合は近隣有料コインパーキングをご案内いたします。）
協力：町田恵美

令和３年度沖縄文化芸術を支える環境形成推進事業（文化芸術の魅力発信応援プログラム）
支援：沖縄県、公益財団法人沖縄県文化振興会

リーフレットデザイン：monobox 河野哲昌

展覧会紹介動画

作家プロフィール
うしお　Usio
　様々なメディアを用いて、「思い通りにならない状況」を可視化する作品を制作・発表している。代表作にチェスや囲碁、オセロを用いた、白黒の駒を使うボードゲームが“白黒をつけられない”作品のシリーズがある。
　近年の主な展覧会は「白黒つけられないボードゲームシリーズ」シェ・ピエール（2020年）、「なかきよの とおのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな」gallery N 神田社宅（2018年）のほか、グループ展では「2020年度第4期コレクション展」愛知県美術館（2021年）、「境界のかたち 現代美術 in 大府」おおぶ文化交流の杜 allobu（2021年）、〈引込線／放射線〉所沢市周辺（2019年）「TERATOTERA祭り2019 〜選択の不自由〜」三鷹駅周辺（2019年）、「あそびのじかん」東京都現代美術館（2019年）など。
公式HP

感染予防対策を徹底した上で、皆様のお越しをお待ちしております。

※本展示は、ホテル アンテルーム 那覇「Gallery 9.5 Naha」レンタルギャラリー制度をご活用頂いております。
レンタルギャラリーについての詳細は、下記お問い合わせまでご連絡ください。

○お問い合わせ先
ホテル アンテルーム 那覇 Gallery9.5 NAHA
098-860-5151（ホテル代表）
gallery@anteroom-naha.com