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UDS RESORT
運営元 沖縄UDS株式会社

ARTWORKS
新 正春 / Masaharu Shin

Panel Velour Tube-paint Fluorescent-color #0E1224
制作年:2019年
素材:パネルにアクリル絵の具
サイズ:H1455 W1455 D40 mm
展示場所:レストラン

作品コメント:
今、私の生きている時代を写し取る作品を制作している。私は、例えば街を歩いていた際に目に入ってきた色彩、マテリアルを使っている。「私の生きる 今の風景」はスナップ写真のように切り取られ、断片的なイメージとなって私に蓄積されていく。漠然と1つにまとまっていた現代の風景は分解され、それぞれが関係性を持たない単独の要素となり、最終的には色彩、マテリアルに変質する。蓄積されたイメージを無作為(あるいは私の身体のアルゴリズムに則って)に選び出し、組み合わせる。この行為によって生まれる色彩、マテリアルのぶつかり合いは、視覚的な違和感とともに私を取り巻く時代の雰囲気を醸し出す。

PROFILE

新 正春
新 正春 / Masaharu Shin

1996年大阪府生まれ。2019年京都造形芸術大学美術工芸学科卒業、2021年京都芸術大学修士課程卒業。
主な展示に「ANTEROOM NAHA_Phase 2020」(ホテル アンテルーム 那覇 / 沖縄 / 2020年)、「 UP_02 」(銀座蔦屋書店GINZA ATRIUM / 東京 / 2021年)、個展「肌が触れ合う際に発生する斥力について」(PAGIC Gallery / 東京 / 2021年)。受賞歴に「NONIO ART WAVE AWARD 2020」審査員特別賞 岩渕貞哉賞受賞、「Shell美術賞2020」入選(2020年)。
これまでの人々も気付いてはいるけれど言葉に出来ていなかったものを、絵画の根源的な要素、「影」「痕跡」「水鏡」のテーマを扱いながら再考する。